法科学研究センターでは、様々な鑑定依頼に対応しています。科捜研で鑑定を担当していた鑑定の学術博士が在籍しています。

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交通事故鑑定は残された痕跡を詳細に調査し、事故の起きた状況を客観的な事実から再現し、様々な科学的鑑定の手法を用いて、複雑多岐な交通事故発生時の真実を明らかします。瞬時に起きた事故の当事者や目撃者の証言は必ずしも正しいとは限りません。交通事故鑑定は科学的に真実を明らかにします。交通事故の場合、人命はもちろんのこと、多額の賠償金が関係するケースもあります。交通事件でもあり得る冤罪を防ぐためにも、科学鑑定を活用してください。

住宅、工場などの建築物の火災や爆発の原因の解明、自動車などの車両の火災原因の解明、その他様々な火災原因の解明を行います。
火災現場を調査や現場写真の解析などから出火部位や原因、火勢の推定を行います。また火災残渣を分析することにより、油分の存在の確認や、炭化状況を分析します。これは失火か放火かの判断に良く使われます。さらに必要であれば火災状況の再現実験をおこなうこともあります。最近では、燃焼実験だけでなく、コンピューターによりシミュレーションを行って検証することも可能です。

業務上の仕事で、負傷、疾病、障害、死亡する災害のことを労働災害と呼びます。労災事故鑑定・解析は、労働災害（労災）での機器・器物に相対する人体死傷事故が対象です。事故対象機器の部分ごとの写真、痕跡の写真、機器などの模造図、作業マニュアル、事故現場の全体、部分的な写真、人体損傷部位の写真などの資料の調査と現場確認、検証をもとに知見と技術で鑑定して原因などを明らかにします。

防犯カメラ、防犯ビデオなどに写った画像に画像工学処理を加えて鮮明化、画質の改善や復元を行います。これによって、容疑者を特定や、交通事故の容疑車両の割り出しを可能にします。また、画像に写った物体の大きさや速度、距離などの推測も可能です。また、防犯カメラだけでなく、写真の画像解析により、その写真に写った隠された事実を解明することも可能です。

記録された音声の、BGMや街中の音、電車の音など様々な生活上の音を分析することでいろいろな事実を抽出します。記録された場所や事象が起こった時期を解明したり、不明な事実を明らかしたりする鑑定もあります。個人の異同識別やプロファイリングに使用する声紋鑑定も音声鑑定です。

物理鑑定	約20万円～	鑑定内容によって大きく異なります。