覚せい剤や大麻、あへん、合成麻薬などの鑑定
覚せい剤や大麻、あへん、合成麻薬などの鑑定を行います。また、尿や血液、体液などからも、薬物の検査を行うことは可能ですが、濃度が非常に薄いことが多いので、使用してからの時間が経過していると、検出は困難になります。当センターの所長は科捜研で20年以上も薬物検査を担当し、5000件以上の鑑定経験があります。どんなことでもお気軽にお問い合わせ下さい。また、当センターでは、ご家族などの薬物乱用にお悩みの方向けに、薬物乱用相談センターも併設しておりますので、こちらもどうぞご利用下さいませ。
医薬品などの鑑定 生体資料からの薬物分析
粉末や錠剤、カプセル剤、液剤、軟膏など様々なものに含まれる医薬品を分析して鑑定します。尿、血液、胃内容物、吐しゃ物、臓器などの生体試料からも薬物を分析します。しかし、一般的に薬物は生体内に入ると、変化せずにそのまま排泄される量はごく微量で、ほとんどが代謝物になるため、代謝物を分析して、元の薬物を推定します。
食品などに混入された毒物検査
食品などに混入された毒物の分析をします。異物を混入された資料、たとえばジュースや牛乳などが分析の妨害となるので、目的物質がある程度、推定されていると検出が可能となる確率が上がります。
遺留塗膜の異同識別、車種推定
車両や船舶事故の際に、現場に遺留された塗膜片を検査して、容疑車両のものと同一であるか異同識別の鑑定をします。通常、自動車の塗装は1層でなく、数層行われるため、識別の確率は高いです。バールなどの工具に付着した塗膜なども検査は可能ですが、成分検査だけでは、識別能は低いです。
プラスチック片などの検査
プラスチック片、粘着テープなど、様々な工業製品について、分析を行って鑑定をします。このような鑑定では、検査はもちろんですが、どのような資料にどんな検査を行うかを選定することが、効果的な鑑定に繋がります。当センターでは、事件のニーズに合った効果的な鑑定をスピーディ実施させていただくように努めています。
資料に付着した微細な繊維片などの鑑定
資料に付着する微細な資料を採取して、科学的な検査をおこなって鑑定を行います。まったく手がかりのない事件において、遺留された物品に付着した微物を採取して手がかりとします。最近では、痴漢事件の証拠として、手に付着した繊維片を検査して被害者の衣服との異同識別を行っています。あきらめないで、まずは当センターにご相談を。
薬物鑑定 | 約30万円~ | 覚せい剤や医薬品などの鑑定 生体資料からの薬物分析 |
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毒物鑑定 | 約30万円~ | 食品などに混入された毒物検査 |
塗膜鑑定 | 約20万円~ | 遺留塗膜の異同識別、車種推定 |
工業製品鑑定 | 約20万円~ | プラスチック片などの検査 |
微物鑑定 | 約30万円~ | 資料に付着した微細な繊維片などの鑑定 |